私は根っから明るいタイプではないです。
大体大丈夫ですが、時折、モヤ~っと暗くなることもあります。
アイキャッチ画像の写真を見たとき、「ガマン、耐え忍ぶ・・・」みたいなことを表現したいときに使おうと思ってダウンロードしました。
そのとき、ファイル名が「early bloomer」となっていることに気が付きました。
あ、撮った方は、「早咲きの花」って思ったんだ。
確かに、雪の中で咲いているわけですから早咲きなのでしょう。
でも私は、咲いていることには意識が向かず、「雪に埋もれて耐えている」という見方をしていました。
きっと撮った方は、「咲いている」ことにフォーカスしてらしたのかなと思います。
同じ写真や景色を見ても、違うイメージを持つものですよね。
同じような思い出があります。
ずっと昔、母と一緒に露天風呂に入ったときのことです。
山間の小さな温泉旅館でした。
チラチラと、雪が降り始めました。(最高ですよね?!)
雪は、温泉に舞い降りては消えていきます。
私は「儚い」とか「切ない」とかにキュ~っとくるタイプで。笑。
うっとりと、ため息半分・独り言半分で、
「温泉に落ちてくる雪は、何を思うのかねぇ・・・。」
などと言いました。
私はそこに、消えていく儚さみたいなものを見て、浸っていたのです。
返事を求めていたわけではなかったのですが。
母はこう言いました。
「そりゃー、温泉だー♪温泉だー♪ってはいってくるんでしょうよ!」
・・・え?
今なんて?
ナニその発想・・・。明るい・・・。
私はやっぱり、チョット暗いのかなぁと思った瞬間でした。
ブログを始めて9か月が過ぎて、今10か月目。
ブログ運営について「ポジティブ」でいることが難しく感じるときがあります。意識してもね。
皆さまはいかがですか?
まだ大丈夫ですか?
「“ポジティブ”はきついわぁ・・・」と思うとき・・・、
「ネガティブを避ける」くらいの心持ちでいくことにしました。
この発想は、以下の本からきております。
お笑いコンビ「オードリー」の若林さんの本です。
中に、『ネガティブモンスター』という回がありまして。
その回が以下のように終わります。
ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ。
完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫) 著者:若林正恭
私にはストンときたというか。腑に落ちました。
昔、姉に長々と悩みを語ったとき、
『そんなに悩むのはね、時間があるってことよ。ヒマなのよ。』
と言われたことも思い出しました。
・・・悩む妹をヒマ人扱いです。
デリカシーとかさ・・・。
母と姉は明るく、父と私はどっちかというと暗いみたいです。
まぁ、一理あって、『没頭だ』と要点は同じですね。
何かに没頭していたら、悩む時間もなくなるはずです。
私の場合、ブログ運営については、ポジティブであろうとしても、色々な「事実・現実」が、その試みを否定してくるようになってきました。
日によってモンスターレベルが違います。「うるさいよ」とか「千里の道も一歩からです」「比べても仕方ないです」とか、名言検索とか、睡眠や美味しいもの、リラックスしたり、鼻歌でサヨナラできるときもあります。
しかして時に、居座られます。
強敵・・・。
事実・現実を変えるのは大変なので、考えるのを放棄しつつ、没頭を目指します。
上記の本には、ネガティブモンスターがきたときに没頭できるアイテムを増やすために、『没頭ノート』を作り、『没頭できそうなことを書き連ねた』とありました。
私の場合、没頭したいことが(ネガティブモンスターが茶々をいれてくる)「ブログ」であることがチョット微妙です。別のジャンルで没頭できると、もっといいのかもしれません。
でもとにかく、「考えの放棄」というステップを入れて「没頭」しようと実践中でございます。
ネガティブモンスターがきても。
考えない・考えない・・・。相手しない・・・。
と念仏のように唱えて、作業を始めることにしております。
また、所詮は小さな悩みだね・・・という客観視も大事ですね。
ホントにホントに、小さなことです。
遅咲きの花として、咲ける日がきますように。
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