5歳育児日記⑤ がんばってみる

がんばってみるといい事があると体験できた月でした。

正確な数値

風邪の治りかけの数日間、「プール禁止令」をだしていました。

まあ行きたがります。

いくみ
いくみ

まだ100%じゃないでしょう。

娘 メイ
娘 メイ

I AM 182%!!!!

(182%だよ!!!)

いくみ
いくみ

(笑)

オモシロイけどダメです。

答えの場所

娘が聞いてくる質問が、難しくなってきました。(プラス私のもの知らずさで、説明がどうもうまくいきません。)

娘 メイ
娘 メイ

How do you make iron?(鉄ってどうやって作るの?)
How do you make maple syrup?(メープルシロップってどうやって作るの?)

How do you make water?(水ってどうやって作るの?)

後から考えると、そういえば答えようがあったのではと思うことも、パッとでてこなかったり。

いくみ
いくみ

ん-とね・・・。

娘 メイ
娘 メイ

Ask your phone Mum.

(電話に聞いたら。)

いくみ
いくみ

・・・。

んじゃ失礼をば・・・。

しっかりもの

習い事に行くときなど、娘を急き立てて、そのままのテンションで車に乗り込むことになります。

すると大抵、

娘 メイ
娘 メイ

Safety comes first Mum.

(お母さん、安全第一だからね。)

と言ってくれるので、助かります。

眠り方

夫が「よく眠れなかったー」と言うと。

娘 メイ
娘 メイ

Oh Dad, I’ll teach you how to sleep.(お父さん、眠り方教えてあげるね。)

First, you close your mouth, and then close your eyes.(まず口を閉じて、そして目を閉じるの。)

「口ね。」と夫が笑っています。

娘は寝る直前までペラペラペラペラ止まらないので、

いくみ
いくみ

口を閉じて!目を閉じて!寝るんです!

とよく私に怒られているのです。

そのまんま伝授したのですね。

いくみ
いくみ

大人はそこまではできるんだけどねー。

塗り絵コンテスト

オーストラリアの祝日イベントで、塗り絵コンテストのチラシが入っていました。

夫がやってごらんと話して、娘も乗り気。

いくみ
いくみ

締め切りの前日ですけど・・・。

その夜も特に何もせず、当日の朝起きてから取り組んでいます。

締め切りは9時。開始したのが8時50分。

いくみ
いくみ

もー。

日本にいたら完全にあきらめますが、ここはオーストラリア。

いくみ
いくみ

この国は大丈夫かもしれない・・・。

と思って特に止めず、9時30分に仕上がり、55分くらいに会場について、提出しにいきました。

締め切り時間からほぼ一時間遅れです。

やっぱり一言も言われず、”OK thanks!”と受け取ってもらうことができました。

娘 メイ
娘 メイ

I’m gonna win!!(勝つぞー!!!)

賞よりも!

塗り絵コンテストの発表は同日の夕方。

会場に戻るのは乗り気ではありませんでした。

いくみ
いくみ

ごめんだけど、絶対に賞は無理。

というのも、「ディンゴは塗りたくない」と言って、一つ塗り残しがあったんですね。

ただでさえチャンスは低いのに、塗り残しがある作品が選ばれるわけがありません。

いくみ
いくみ

塗り絵コンテストだけに

塗ってなんぼでしょうね・・・。

かと言って、「絶対ムリだから行くのやめましょう」なんて言うのも、ウソをつくのも気が進まなくて、行きたがっていることだし、と、娘を連れて行きました。

前向きな娘は、発表の段になると、いつ呼ばれてもいいように背中を伸ばし、持っていた荷物を私に預けます。

大きな賞品の包みを見て、更にテンションがあがっているのが分かります。

期待に胸がふくらんでいるのでしょう。

いくみ
いくみ

ちょっと切ないなー。

やっぱり呼ばれなくて、ションボリ。

いくみ
いくみ

(40分とはいえ・・・)がんばってやってみたことが大事でね・・・

ハグしてそんなことを語りはじめてみました。

すると突然、娘の目がキラリーン!!!と光ります。

いくみ
いくみ

ん?

娘 メイ
娘 メイ

Andy!

瞬間移動と見まごう速さで走り出し、私の前からいなくなりました。

人混みをすりぬけ、アンディくんのもとへ走り、2人で再会を喜んでいます。

アンディくんは娘の想い人で、こちらの記事に登場する男の子です。

アンディくんのお母さんが二人を連れて私のところへ戻ってきてくれました。

「メイちゃんのことガールフレンドだって言ってるんですよ。」

と私に耳打ちしてくれました。

いくみ
いくみ

うちは、結婚するって言ってます!

親同士がおしゃべりしている間、

アンディくんと娘も見つめ合って、落ち着いた雰囲気でおしゃべりしています。

いくみ
いくみ

心地よい会話のキャッチボールが成り立っている・・・!!!

という驚きを隠せませんでした。

アンディくんはなんと、お姉ちゃんとお父さんにも紹介すると言って、娘を家族のテーブルに連れて行きました・・・。

いくみ
いくみ

きゃ~。

帰りの車中はキャイキャイ恋バナとなり、コンクールなんて記憶のかなたです。

いくみ
いくみ

人間とにかく、行動をおこすと良いことがあるみたいです!

み、見習おう・・・。

読書週間

図書館が行っている読書イベントに参加することにしました。

小さな冊子が配られ、例えば、「木の下で読もう」「水辺で読もう」「好きな場所で」「好きな人と」「動物と」「おやつの後に」などなど、ページ毎にお題があり、それに従って本を読んでタイトルと感想を記入します。

各ページでシールがもらえて、10個集まると賞品をもらえます。

娘 メイ
娘 メイ

I want a prize!!!

もちろんノリノリで参加です。

図書館のシナリオ通りに、娘の読書欲はどんどん高まり、ページが進みます。

感想はまだ書けないので、私が聞いて書くのですが。

ある本だけこうなりました。

いくみ
いくみ

この本のどういうところが好きだった?

娘 メイ
娘 メイ

Nothing.(何にも。)

いくみ
いくみ

何にも?

例えばこのページとか・・・。

娘 メイ
娘 メイ

No.

いくつかここは?と聞きますがNoの一点張り。

いくみ
いくみ

そこを何とか、一言お願いします!

娘 メイ
娘 メイ

OK.(わかった。)

I didn’t like it. (この本好きじゃない。)

いくみ
いくみ

身も蓋もないなー。

娘は本が好きな子で、中々こんな反応にはならないので驚きました。

嫌いという一言を書くこともないなと思い、お題の読書体験についての感想を聞いておさめました。

ちなみにどんな本だったかというと、道徳の教科書みたいな絵本でして。

主人公が、大好きな算数のテストで頑張っているのに散々悪い点をとって悩む。叔母さんが職場のロボット研究所に連れていき、算数はこんな風に役立つのよ、そしてここにあるロボットは人を助けるのよ、と伝える。奮起して更に一生懸命勉強をしていい点をとれた!という。

いくみ
いくみ

まあね・・・。

途中で展開よめちゃったかもね★、笑。

無事に10個のシールを集め、賞品の図書館バッグをゲット!

ものすごく喜んでいました。

いくみ
いくみ

そして大好きな絵本や作家さんも増えました♪。

できた!

一月の最終週から小学校がスタートする予定でしたが(プレップ生として)、Covidの関係で二週間遅いスタートとなりました。保育園は卒園しているので、お家ホリデーが延びました・・・。

いくみ
いくみ

キビシイがしかし、この休みを利用して、自転車の補助輪をとったる!

という密かな野望をもち、娘を誘って公園に行きます。

娘が補助輪ありで乗る様子を見るにつけ、もう準備万端だなー、あとは度胸だなーとは感じていました。

どの家庭でもそうであろう、

いくみ
いくみ

うん、後ろもってるよー!

というウソの掛け声期間を段々と長くしていきます。このウソは、発覚しても喜んでもらえるばかりですねー。「え、できてた?!」っていう驚きで、笑顔に自信が見えるようになっていきます。

いくみ
いくみ

ゆっくりの方が難しいの!

最初はガンガンこいでー!!

行けー!!!こいでー!!!

補助輪つきで暴走していた時期が長いので、スピードは怖くなかったようで、割とスムーズに「1人で乗れるんだ体験」にこぎつきました。「補助輪、長い・・・」と思った期間も全然無駄ではないですね。

「1人で曲がれる」「止まれる」「スタートできる」「スピードを落とせる」が加わっていき、完了!

いくみ
いくみ

できました!

娘 メイ
娘 メイ

I did it! Yay!!!

・・・ですがそこは、慎重な娘。

狭い所では絶対にまだやらないと言い、だだっ広い、平らな場所でのみ、乗っております。

いくみ
いくみ

厳しい会場チェックが入ります。

その辺の度胸が・・・いや、「安全に対する意識が高い」ということで。

小さな頃と違って、今日はあれができた、これをした、という「初めて」に気が付きにくくなってしまっています。

いくみ
いくみ

久しぶりの初めてに、最高に感動しました。

おわりに

失敗を恐れないでほしいから、失敗経験も大事だなとは常々思いますが、頑張ったらいい事あった!も同じくらいたくさん経験できますように!

いくみ
いくみ

それにしてもアンディくん、すてきー。笑。

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