5歳育児日記⑥ ピカピカのプレップ生

アイキャッチ画像は

Canvaのテンプレートを利用。(嬉しい 42万点以上のテンプレート

プレップ生として小学校に入学しました。

君を想う

保育園時代の娘の想い人のアンディくんと休暇中に偶然再会したとき、「小学校が違うからガッカリしてたんですよー」と私が言うと、アンディくんのお母さんが、

「メイちゃんとアンディの学校は隣同士よ!帰るときとか、見かけたらバイバイしましょ!」と言ってくださり、娘はそれは喜んでいました。

アンディ君はこちらの記事に登場する男の子です。

しかし現実は。

学校の位置、家の方向、時間、などなど鑑みると。

いくみ
いくみ

可能性はゼロに近い・・・!

最初の数日間、帰り道に、娘はちょっときょろきょろしつつ、

娘 メイ
娘 メイ

Where is Andy? I want to wave to him Mum.

(アンディどこかな?バイバイしたいな。)

数日で言わなくなりましたが、ほろ苦い気持ちになった母でした。

いくみ
いくみ

またたくさんお友だちできるといいね。

ボーダーライン

これは親のせいですが、娘はちょっと夜型傾向があって、朝が苦手です。小学校は決まった時間に行く必要があるので、その点はちょっと心配でした。

初日、楽しみすぎて、6時に起床。

いくみ
いくみ

余裕がありすぎて、朝から2人でドラマとか見ちゃいました。

楽しく、興奮もしていたようで、一週間目は余裕がある時間に自分で起きてきました。

その後はもう、「まだまだ間に合うライン」をプッシュし続けて、毎朝大変な事態となっております。

いくみ
いくみ

「遅刻しないライン」を感知する能力を身につけていっているようです。

違うからね!

プレップ生と一年生は親の送迎が義務づけられています。娘としては、大きいお姉さん・お兄さんのように「親無しで帰りたい」ようです。

帰り道、仲良しになったローズちゃんと手をつないで、親から離れてどんどん走ります。

歩道ですし、車は滅多に出入りしないとはいえ、親としては怖いので、ローズちゃんのお母さんと一緒に思い切り叫びます。

親チームは「走ったところで追いつかない」現実を知っていますし、暑いし、ダルイしで声しか出ません・・・★。「走りたい」子どもたちが眩しいです・・・。

いくみ
いくみ

ストーップ!!!危ないよ!!!メイ!(ちょっと優し目に)ローズ!

仲良し2人組だと余計に難しくなります。どちらか1人が止まっても、もう1人があきらめなければまた走り出すという・・・。その繰り返し。

ここの道は大丈夫・・・と思いつつも、事故が起こるときはどれだけ確率が低くても起こってしまうわけで、やっぱり止めないわけにはいきません。

たくさん親子連れがいる中で恥ずかしいが、いたしかたない・・・と思いながら叫んだセリフ。

いくみ
いくみ

No iPad Time?!

(iPadタイム無しね?!)

娘がピタッと止まります。

いくみ
いくみ

止まったけども、恥ずかしい・・・。

これを切り札にしたときは、「iPad関係ないからね!大事なのはiPadじゃないからね!!!」と言いながらのお説教になります。

説得力・・・。

結局5-6回のiPad無しを経て、ようやく落ち着いて歩いてくれるようになりました・・・。

いくみ
いくみ

時々ぶりかえすので、まだまだ繰り返しが続きそうです。

ピンキープロミス

学校で新しくできたお友だちの話しをしてくれました。

娘 メイ
娘 メイ

Aria told me who she is going to marry!

(アーリアがね、誰と結婚するか教えてくれたの!)

But I’m not telling you Mum, because we made a pinky promise!

(でもお母さんには言わないよ、指切りしたから!)

It’s a secret!

(秘密だから!)

いくみ
いくみ

えらいえらい、約束は守らないとね!

こみ上げる笑いを抑えつつ、人差し指を掴んで、

娘 メイ
娘 メイ

Actually… she used this finger Mum.

(でもあの・・・人差し指だった。)

いくみ
いくみ

笑。(まだつっこめなかったのかな?)

有効!人差し指でも有効だから!

お弁当①

小学校はお弁当!最初はやはり、緊張しました。

私は料理が苦手で、手際もよくありません。

お弁当箱の穴を見つめ、

いくみ
いくみ

・・・ここ何だったっけ。

娘 メイ
娘 メイ

You were saying egg.

(卵って言ってたよ。)

いくみ
いくみ

あ!ありがとう!

・・・私の母は料理が得意で、私は母が作るお弁当の心配なんてしたことがありませんでした。

娘がしっかり者キャラなのがありがたいです。

お弁当②

のり巻きをマキマキ中。

私の顔が真剣すぎたのでしょう。娘が、

娘 メイ
娘 メイ

It doesn’t have to be perfect Mum.

(完璧じゃなくっていいんだよ、お母さん。)

いくみ
いくみ

・・・ハイ。

そうして巻き終わると、

娘 メイ
娘 メイ

It’s PERFECT Mum!!

(お母さん、完璧だね!)

いくみ
いくみ

もー!

それ理想の上司対応なんですけど!

ありがとー!

ちなみに私ののり巻きは上から見てまん丸じゃないし、大きさも不揃いで完璧とは程遠いです。

彼は特別

娘が突然、

娘 メイ
娘 メイ

I want to give Santa a present next time!

(次はサンタにプレゼントあげたい!)

いくみ
いくみ

いいかもねー。いつも配ってばかりだからねー。

娘 メイ
娘 メイ

It has to be perfect! What should I choose?

(完璧じゃなくっちゃ!何を選んだらいいかなー。)

いくみ
いくみ

完璧じゃなくたって、喜んでくれるよ。

娘 メイ
娘 メイ

Mum! It is Santa! IT HAST TO BE PERFECT!!!

(お母さん!サンタなんだよ!完璧じゃないとダメだよ!!!)

いくみ
いくみ

あ・・・。左様で・・・。

(のり巻きの件と一緒にしちゃって・・・。)

やっぱりサンタは特別です。

負けた

本当はすっかり衰えているのですが、私は自分が「泳げる」気でいます。

たくさん泳いでいた時期の、水の抵抗を感じない「水にのっている感覚」が記憶に刻み込まれていて、得意気分のままなのです。

それでちょっと上から目線になってしまうのでしょう、娘が小さい頃から、プールでの彼女を見るたびに、物足りなさを感じていました。

プールの縁から離れるまで長かったこと。他の子がプカプカしていても、彼女は常に縁にへばりついていました。指の指紋部分が摩擦とつかみ過ぎの力でチョット荒れるほど、縁を何周もしていました。友だちが誘ってくれても、私が抱っこしないと離れませんでした。

水泳教室でも、他の子がビート板をしている間、「私はビート板はやりません」と先生に宣言し(コラー!)、ビート板を信じてくれるようになるまでけっこうかかりました。

いくみ
いくみ

ところがこの夏、水泳の成長曲線がぐーっときました!

クロールと背泳ぎを少しずつ習っていたのですが、フォームらしくなってきました。

プールでの遊び方も大胆になって、友だちとキャイキャイ真ん中や水中で遊びます。

プールの底までダイブしたり、ジャンプもできるようになりました。

水中で友だちとしゃべって、「何て言ってたでしょうゲーム」もできるようになりました。

いくみ
いくみ

見応えでてきたわー♪。

と思っていたある日。

「水中でクルン」ができるようになったと聞いて、自分もちょうど娘くらいの年齢だったなと思い出しました。

私は、できたことに自分で感動して、「水中クルンをできるようになった夏の日」を覚えているのです。プールに注がれる太陽のキラキラを楽しみつつ、何度もクルンクルンした日。

いくみ
いくみ

ほほーう。追いついてきたではないか!

と思ったのも束の間。

「水中で後ろ向きクルンを連続二回」できるようになったと見せてくれました。

いくみ
いくみ

後ろ向きで二回連続、5歳?

負けたー!!!

負けました。

前向きのほうが勢いがつきやすくて、前向きの連続はやっていたと思いますが、後ろ向きの連続はできていなかったです。

いくみ
いくみ

いつの間にー♪。

ガンガンいってください!

成長曲線のプラトーに惑わされたらダメですね。その子のペースで変化するときがくるんだなーと思いました。私もガンバロー。

夕日

娘 メイ
娘 メイ

I want to see the sunset.

(夕日がしずむところを見たい。)

と娘が呟いた夜、大変珍しく、我が家は早々に夕飯も娘のお風呂も終わっていました。

「小学校第一週目」で、家族三人全員ががんばっていたのです。

(続くと良かったんですけど・・・。)

今井美樹さんの歌さながら、ドライブに行く余裕があり、近所の海辺に行きました。

「ちゃんと見られるスポット」に移動する時間まではなかったため、反対側に段々と沈んでいく様子を見ることになりましたが、なんとも素晴らしい景色でした。

おわりに

こちらは公立でも、小学校は制服がほとんどです。娘も真新しくブカブカの制服を着て、毎朝元気に出かけます。道行く近所の人からも、あたたかい声をたくさんもらって、娘はとても嬉しそうにしています。

「小学校に行っている」という自覚も芽生えているのか、どんどん頼もしくなっているようで、私も嬉しい限りです。

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