画像のSEO対策　画像のタイトル・キャプション・ファイル名

画像のSEO対策シリーズ。今回は、「画像のタイトル」、「キャプション」、「画像のファイル名」についてです。（代替テキストについては、最終回で考察します。）

グーグルの公式ページに以下のようにあります。

Google は、画像のキャプションやタイトルなどのページのコンテンツから画像のテーマに関する情報を抽出します。

同様に、ファイル名も画像のテーマを判断する材料として使用されます。

引用元：Google 画像検索に関するおすすめの方法　（文字装飾は筆者による。）

当記事のポイント

画像のタイトル

予想ですが、認知度の低さナンバーワンではないかと思います。

画像タイトルは、「代替テキスト」に比べて重要度は低いと言われています。(代替テキストは別記事で詳述.。)

また、画像タイトルに設定したテキストは、「ツールチップ」になります。

ポインターをアイコンや画像に近づけたときに表示されるものです。

そのため、スクリーンリーダーに読んでもらいたいことは、代替テキストに入れるほうが無難です。代替テキストについては、多くのページでスクリーンリーダーに読まれる、とあるためです。

（・・・ブラウザのスクリーンリーダーを1つ試したら、代替テキストが読まれなかったんですけども★。まぁ、試したのは1つなので・・・。）

「画像タイトルはツールチップを表示させたいときに使う」という感じで良い気がします。検索エンジンに画像情報を伝える方法は他にもあるからです。

読者の感想としては、例えば文字情報のないアイコンの意味が分かりにくいときに、ツールチップが出ると嬉しいです。

画像タイトルの設定方法

１．編集画面で画像を挿入したブロックをクリックします。

２．右サイドのスクロールバーを最後まで下げます。

３．[高度な設定]というセクションのｖマークをクリック。

４．[タイトル属性]に、テキストを入力。

５．[下書き保存]、もしくは[更新]をクリックして完了です。

画像のキャプション

画像のキャプションも、必要な時に入れる感じで良いと思います。

周囲のテキストで説明できていれば、無理やり使うことは無いでしょう。検索エンジンは周囲のテキストも見ていますので。

入力箇所は、画像ブロック内にあります。

該当の画像ブロックをクリック。

画像下の[キャプションを入力…]という部分をクリックして編集すればOKです。

画像のファイル名

カメラで撮影した画像ファイルの名前のままだったりすると、検索エンジンに情報が伝わりにくいです。

ファイル名は、ポイントが伝わるように意味のある名前にしましょう。

私は英語でつけています。以前日本語でつけてWordPressにアップロードしたら、変換されて意味のない文字列になってしまったためです。

グーグルの公式ページを見ると「画像内容の描写」のファイル名が「良い例」として載っています。

子犬の写真の画像ファイル名を「puppy.jpg」とする、という例です。

つまり「キレイな花を見たよ」という記事内容に花の写真を入れたなら、「beautiful flower.jpg」が良いでしょう。花の名前が分かれば尚更良いと思います。

被写体よりも「情報」メインの画像は、意味やポイントをファイル名にするのが良いかなと思っています。

例として、このセクションの最初にある画像を再度挿入します。

この画像にも「花」がありキレイなんですけど、ポイントは「情報」にあります。

このような場合は、beautiful flowerよりも、「image seo tip-file name」（画像SEOのコツ-ファイル名）などとするのが相応しいかと思います。

画像SEO対策についての記事を書いている人の画像ファイル名を見るとそういう傾向にあります。

個人的には画像SEO対策もする方が良いと信じていますが、あまり悩みすぎずにつける、というのも重要なポイントです。

こんなことに気が回るようになったのは最近で、初期の頃の画像名はヒドイです★。

と思っていたら！

以下の記事を見つけました。アップロード済み画像ファイルの名前を変更する方法！（プラグインを利用。）

おわりに

代替テキストについてもまとめました。続きはこちらです。