エラー関連記事のファイナル・・・になるはずです。
上司がいるわけでもないのに、エラー報告・事前策を書き、今回は対応策です。
・・・会社員の性です。
なんちゃってエラー訓練
今回のエラー騒動で、私が唯一救われたのは、「職場でFileZilla(FTPソフト)を使っていた」という点です。
FileZillaは、ファイル転送ソフトウエアです。復元するときに使いました。
見慣れた画面が、こんなに心に余裕を生みだすものかと思いました。
なので、皆様も時間があるときに、普段いかなくていいページに「ログイン」だけでもしてみることをおススメします。(何も、いじってはいけませんよ!!!)
エラーのときに、「あのとき見た画面にいけばいいんだ」と落ち着いた対応ができるはずです。
「救急箱の場所」を把握しておくのと同じです。
ログイン情報も整頓しておきましょう。
エラー対応関係の記事って、ちょっと想定読者のレベルが上がるみたいで、かなりの割合で、「このファイルのココを変えます」みたいに始まります。
そのファイル・・・ナニ?
どこ?
えぇっと・・・ログイン情報・・・。
となる時間をカットしましょう。
それでは、エラー訓練を開始します。
想定エラーは、画面が真っ白・・・!銀世界!
本番だったら、まずは落ち着いて(ココ、難易度高し)、
- その前に自分がとった行動をメモ。(エラー対応の行動も記録。)
- 関係画面のスクショをとる。(エラー対応中に変化があったときもスクショ。)
- エラー範囲の確認。
- 1~3を元にエラー理由の推測とそれに合う対応策を検索・検討。
を先に済ませます。状況によって様々な対応策があるので、検索をがんばりましょう。
当記事は、その内のたった3例でございます。
プラグインの停止方法
これで解決する場合もあるらしいです。
小さいことから試してみましょう。
1.WordPress画面の[プラグイン]メニューから[インストール済みプラグイン]をクリック。
2.使用中のプラグインは以下のように水色の背景と線で示されています。
新しく使って、あやしいと思ったプラグインの[停止]をクリックします。
停止をすると、[削除]のオプションもでてきます。見つけた対応策の説明によっては、[削除]まで推奨されているかもしれません。
(注:上の画面のプラグインはあやしくありません。信頼しています。)
デバッグモードでメッセージを表示 ~ wp-config.phpにアクセスする方法
「wp-config.php」というファイルを編集することになります。
私は「レンタルサーバー社が提供する管理画面」から編集しました。(FileZillaを利用する方法もあります。)
エックスサーバーの場合で説明させていただきます。
まず、エックスサーバーのログイン画面に移動します。
1.[ファイルマネージャ]パネルで、[FTPユーザーID]と[FTPパスワード]を入力して[ログイン]をクリック。
2.該当のドメイン名をクリック。私の場合は以下のようにblogstudynotes.comです。
2.次の画面で、[public-html]をクリック。
3.ズラリとファイルが見えますね。[wp-config.php]を探してチェックを入れます。
4.画面右上のほうに戻って、[編集]をクリック。
「訓練」の場合は編集したりしないでくださいね!
何もしてはいけませんよ!!!
5.ボックスの下の方を表示させると、以下のようにあります。
define(‘WP_DEBUG’,false)となっています。falseの部分だけをtrueに変更します。
6.右側にある[保存する]をクリック。
表示されたメッセージを使って検索して、解決方法が見つかるといいですね。
自力で復元となったら
私は以下のようなステップで復元しました。
- バックアップデータを自分のパソコンに用意します。
保存先の設定が人それぞれなので、この手順は人それぞれ違います。
私の場合は、FTPソフトで以下からダウンロードしました。
/<ドメイン名>/public_html/wp-content/uploads/<フォルダ名は任意で設定>
BackWPupで出力先を「フォルダ」にした場合の場所↑です。
- 圧縮ファイルを解凍します。
- FTPソフトにログインして復元作業。
復元手順は自分の状況にあうものを見つけましょう。
注意事項もしっかり読んでください。
「復元作業」としましたが、数ステップあります。
- phpMySQLにログインしてデータベースの復元。
復元手順について、上に同じく。
私も復元手順を書きたかったのですが、「復元できていない謎の記事が1つある状態」で書いてご迷惑をかけると大変なので、やめておきます・・・。
(「復元できていない」というより、その1記事は、バックアップデータをとった6月末の時点で、すでに編集画面が真っ白だったのかな?と思い始めたのですが、念のため。)
実際のエラー理由や範囲に応じて、IT知識が豊富な方が書いた復元手順を見つけましょう。
これを調べるときに、前の記事に書いた「WordPressブログの全体像」が頭に入っていると、少し楽になるはずです。
以下のセクションで、3番のFTPソフトでデータに接続する方法と4番のphpMySQLへのログイン方法について記載します。
時間があるときに、「ログイン」だけでも気軽にできる状態にしておくことをおススメします。
FTPソフトでブログデータにアクセスする方法(FileZillaを選んだ場合)
まずは事前に、FTPソフトをダウンロード・インストールして、自分のFTPサーバーの情報を登録しておきましょう。私はFileZillaを利用しています。
手順はさるわかさんのページがおススメで、FileZillaのダウンロード・インストール手順は4番から、登録方法は4-3と4-4です。
そこまでできていると仮定します。
1.FileZillaを起動させて、[ファイル]>[サイトマネージャー]をクリック。
2.左ペインで、登録したサイトを選択して、[接続]をクリック。
3.接続できると以下のような画面になります。右側が、接続先のフォルダ・ファイルです。
よく話題になるイロイロなファイルは、自分のドメイン名がついているフォルダの中にあります。
左側は、自分のパソコンの情報になります。
見つけた復元手順をよく読んで作業しましょう。
これだけで、WordPress関連のファイルにアクセスできます。
エラーのときに「インストール」からやるのと、「接続」をクリックするだけの状態になっているのでは、違いますよね。
phpMySQLにログイン
WordPressでブログを持っているならば、すでにphpMySQLはお膳立てされております。
ログイン情報も提供されているはずです。
WordPressをサーバーにインストールしたときに、以下のようなメッセージが画面にでたはずです。
WordPressのインストールが完了しました。
※以下の情報はWordPressの管理画面へのログインや編集に必要な情報です。必ずメモなどにお控えください。
http://<あなたのドメイン名>/wp-admin/
からアクセスし、以下の情報でログインしてください。
ID:
PASSWORD:
※以下のMySQLデータベース、MySQLユーザを作成しました。
MySQLデータベース:
MySQLユーザ:
MySQL接続パスワード:
この↑MySQL情報を利用することになります。
エックスサーバーの場合のログイン手順を記載しておきます。
インターネットブラウザは、Internet Explorer以外をおススメします。(IEからphpMySQLにアクセスしたら、エラーになりました。Chromeを使うとうまくいきました。)
1.エックスサーバーのサーバーパネルにログイン。(サーバーパネルのログイン情報も、開設時に受け取った「【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ」メールにあります。)
2.データベースのセクションで、[phpmyadmin(MySQL5.7)]をクリック。
3.先ほどのユーザー名とパスワードを入力すると、以下のphpMyAdminの画面に入ります。そのあとは、見つけた手順にしたがって作業します。
ちなみに、2番の画面に[MySQLバックアップ]というオプションもありますね。
クリックすると、『自動バックアップデータからMySQLデータベースの復元を行うことができます。』とあります。
私は今回、自分でとったバックアップデータを使ったので、利用しませんでしたが、自動バックアップデータを使う場合は、マニュアルもあるので便利そうです。
ご利用の際は、注意書きまでよくお読みくださいね。
おわりに
エラー訓練におつきあいいただき、ありがとうございました。
「救急箱」を「押し入れの天袋のお雛様の後ろ」に置いたら処置が遅れます。
これがココにある、こんな対応策がある、って分かっていると、エラーが起きたときの動揺は和らぐはずです。
これを機に、ログイン情報をまとめておくことをおススメします。
よろしかったら、以下のファイルをダウンロードしてご利用ください!
7月18日にファイルを更新しました。
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