侍のフォルム(かわいいサムライ 早馬)は、無料イラスト・K-factoryさんのイラスト
侍の柄(和風パターン)は、無料イラスト・上田 ひろ子さんのイラスト
画像を使うことの一番の目的は分かりやすさと読みやすさを追求することです。
ですが。
画像を丁寧に作ると、読者の方のユーザビリティが上がるだけではなく、下剋上のチャンスが生まれる、と感じています。
「画像検索からの流入」も得られるからです。
キーワードを入力して検索する際、「画像」というオプションをクリックすると、キーワードに関連する画像がでてきます。これが「画像検索」です。
例えばグーグルで、「東京、観光名所」などといれて、上のように画像検索すると、観光名所の画像がたくさん出てきます。
実体験とともにその可能性をご紹介いたします。
私の「Web検索」「画像検索」の流入を比べてみます。(Web検索は、キーワードボックスの下にある「すべて」の結果になります。画像や動画が表示されることもありますが、ざっくりと「記事検索」と捉えて支障ないでしょう。)
合計クリック数 | 合計表示回数 | 平均CTR | 平均掲載順位 | |
Web検索 | 1.47万 | 18.3万 | 8% | 15.7 |
画像検索 | 213 | 5.56万 | 0.40% | 95.3 |
同期間3カ月分のデータです。
圧倒的に「Web検索」のが多いじゃん!画像検索捨てるでしょ!と思うか。
213クリック貴重!1クリックでも多く獲得したい!と思うか。(1か月平均70クリック。)
私は後者です。画像検索流入も欲しいです。
群雄割拠のブログ界。
1クリックのありがたみを感じます。
データをまじまじと見ていただき。
コブシに力が入ってきた方はおつきあいくださいませ。
画像検索で存在を露出
「Canva 使い方」を狙って2つ記事を書いています。
が、検索結果に私の記事は表示されません。
検索結果の17ページくらいから、書いたご本人たち、ゼッタイ「Canva 使い方」で狙ってないよ?!っていう記事がでてきます。それでも、私の記事は表示してもらえないのです。
19ページ目の最後に以下のように出ましたので、そこで捜索はストップしました。
最も的確な検索結果を表示するために、上の 190 件と似たページは除外されています。
検索結果をすべて表示するには、ここから再検索してください。
グーグル検索結果ページより。
ところが、「Canva 使い方」で「画像検索」すると、かなりのスクロールは必要ですが、1ページ目に私の記事の画像が3枚ランクインできています。2枚がアイキャッチ画像、1枚は記事内画像です。(注:当記事執筆時点。以下すべてのデータも同様。)
公式ページによると、記事検索と画像検索順位の判断基準は連動しています。
Google 画像検索では、ビジュアル コンテンツだけでなく、質の高いコンテンツがウェブページに掲載されていることが重要になります。
引用元 Google 画像検索に関するおすすめの方法 (Google公式ページ)
ですけれども、「同じキーワード」という条件下でも結果に違いが出ます。
記事の検索結果で無いことにされている場合も、画像検索の結果でその存在を露出できる場合があります。
画像検索からの流入は少ないという現実はあります。大分スクロールしなければいけない位置に表示されたところで、クリックにつながるのは稀です。実際、直近3か月はCanvaのキーワードからの画像検索流入はゼロです。
でもそこは、下剋上スピリットを大切に。
記事も画像も「無い」ことにされていたら、自然検索のクリックを得られる可能性は。
ゼロです!
下剋上を達成できるのは、一握り。
下剋上を目指すチャンスは全員にあります。
このチャンスはとりたい。
強豪を抜けるチャンスが生まれる
Canvaの例でもう1つ言えることがあります。
記事検索では圏外なのに、同じキーワードの画像検索では表示されている。
経験とかテクとか、総合的な実力の差が激しいベテラン勢を抜くのは大変。
SNSの使い方とか、獲得している読者数でも圧倒的です。勝負にならない。
でも・・・。
「画像検索結果」の勝負は、記事検索結果より抜けるチャンスがあると思います。
ベテラン勢も、必ずしも画像に力を入れているわけではないからです。・・・記事内容に力を入れていないベテラン勢はゼロです。
どうにか画像検索結果に載れば「見た目勝負」です。
勝負に出ない手はない。
1種目エントリーするのと、2種目エントリーするのとでは、読者につながる確率が違ってくるということ。
私は二刀流で参ります。
その意味では、SNSに進出すれば3刀流、動画も進出すれば4刀流、と更なる選択肢を検討することも大切ですね。
画像検索結果のスピード感
Canvaの記事を公開して、1時間後くらいに確認したとき。
私の画像が画像検索結果の1ページ目に大量にあったときがありました。「1時間前」とかっていうメッセージとともに。アイキャッチだけでなくて、記事内の画像も含めて10枚くらい。
1時間足らずで1ページ目の検索結果に載るなんてこと、記事検索だったらありえません。
余程のドメインパワーがあれば別だと思いますが、私には不可能です。
私のドメインパワー(スコア)、2でした。
(利用サイト:https://neilpatel.com/ubersuggest/)
別サイトでは16.2でした。(利用サイト:https://www.ispr.net/)
上手く書けた記事のみ、数カ月かけてジワジワ~とあがる、みたいな感じではないでしょうか。
でもなぜか、画像検索の結果は載るのが速いことがあります!(ときど~きですけど★。)
まさに一夜城!
記事の検索結果は、「は~い。じゃぁ様子見で・・・」みたいな感じなのに、
画像検索結果は、「分かった!とりあえず載せとく!」ってなることがあります。
ちなみに、画像検索は消え去るのも速いです。笑。
一夜城に住めないのと同じですね。
10枚ほどウジャウジャとあった私の画像、今残っているのは3枚。
変動が激しいなと思います。
私の体験に基づく意見ですが、画像検索に上がるのも消え去るのも速く思えるので、画像検索の順位変動が記事検索より激しいという予測をしております。記事検索って上がるのは大変でも、一度上がると割と居座ってくれるというか。とばされた経験もありますが、それが無い限りは。
ベテラン勢に歯が立たない初心者勢が奮い立つべきところでございます。
身分に関わらずのし上がれた時代として有名なのは戦国時代。
変動が激しい方が、初心者にもチャンスがポロっと巡ってくるのではと思います。
「下剋上を狙うぜ!」という方は、アイキャッチ画像や記事内画像の作成を頑張ってみることをおススメします。
おわりに
画像を頑張ることで、下剋上のチャンスが生まれるのは事実です。
ただし、「ゼロではなくなる」という感じです。確率はやはり圧倒的に低いのもまた事実。
比較データを再度載せておきます。
合計クリック数 | 合計表示回数 | 平均CTR | 平均掲載順位 | |
Web検索 | 1.47万 | 18.3万 | 8% | 15.7 |
画像検索 | 213 | 5.56万 | 0.40% | 95.3 |
・・・下克上的可能性です。
冒頭で述べたように、画像を頑張ることは読者の方の読みやすさにゼッタイに役立つと思います。その素晴らしいメリットに、ご褒美で「下剋上チャンスもあるよ!」ということです。
信長の草履を胸で温めていた秀吉は、「あったかい方がいいだろう」というつもりだったのではないかなと推測します。その逸話が事実かどうか知りませんが。
「分かりやすいほうがいいだろう」「キレイなほうがいいだろう」「楽しいほうがいいだろう」というつもりで画像にこだわり続けたいなと思います。
記事でいっぱいいっぱいの場合は無理はせず、アイキャッチにはキレイな画像、記事内はボックススタイルや箇条書き、太字、吹き出しの有効利用で十分だと思います。二兎を追う者は一兎をも得ず、とも申しますからね。
下克上よりも目の前の田畑を耕しましょう。
読者層、記事内容、画像編集にかかる時間などでも、画像にこだわるべきかは違ってきます。
検索者として画像検索を有効利用するのはおススメです。
この記事で書いたように、記事検索とは異なる結果が出るからです。記事検索結果の1ページ目で何かイマイチだった・・・というような場合、画像検索をすると良い出会いがあるかもしれませんよ!
画像を頑張ることにした場合に役立つ情報を追加しました。まずは画像SEO対策以前の基本編です。
楽しく画像編集できるツールは色々と紹介しています。興味があればお立ち寄りください。(全部無料です♪。)
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