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写真の花柄(水彩風 シームレスな花の背景)は、無料イラスト・図案屋さんさんのイラスト
娘に、同い年の女の子の友だちができました。歩数を数えられそうなくらい近所です。
2020/12/?? 奇跡
私自身、同い年で同性の幼なじみがいました。今でも仲良しです。とてもラッキーだったので、娘が生まれたときから、同い年で同性の子が引っ越してこないかな~と願っていました。
異性でもいいのですが、近所の子どもたちを見ていると、意外と早い時期から遊び方に差が出るもんだなと感じて。
でもこればっかりは運だしねと、あきらめモードに入っていたのですが。
3年ちょっと経って、出会えました!出会いは12月で、1月の終わりくらいから、親同士が連絡をとりあって遊ぶようになりました。
子どもたちにとっても「合う・合わない」ってありますよね。
このお二人・・・一緒に遊んだその日から、それはそれは楽しそうでした。
大人の介入や協力を必要とせず、最初から2人の世界でどっぷりと遊び始めたというのは、キラリと通じる何かがあったのだと思います。
更に!親同士も気が合いまして。
更に!歩いて20秒くらいの距離。
更に!「遊べる日」のタイミングもバッチリ。
この4拍子がそろうことの奇跡っぷりは、皆様ご存知だと思います。ご自分の子ども時代を思い出していただいたり、子育て中であれば尚更、いや意外と難しい!
子ども同士はいいんだけど、とか、親同士はいいんだけど、とか、両方オッケーなのに引っ越しちゃった、とか、仕事のシフトが変わって曜日が合わないとか。
中々どうして、子どもが小さい頃の「友だち」って、意外と障壁が多いもんだなと。まだ本人たちだけで約束したり会ったりできないですからね。
この奇跡に感謝。
良かったねー。
2020/2/03 トランポリン
そのお友だち、ソフィアちゃん(仮名)の家には、大きなトランポリンがありました!
最初にソフィアちゃんちの玄関でお母さんと立ち話をしていたとき、娘はそれを見逃さず。スッと指さして「I want to do that!!(あれやりたい!)」と言って楽しみにしていました。
ソフィアちゃんと娘が大きなトランポリンでピョンピョンしている間、母たちは冷たいドリンクを飲みつつおしゃべり。
何これ、理想・・・。
トランポリンに入れておけばピョンピョンし続けるので、娘をお任せして家に帰り、ブログをできちゃうっていう・・・。別日程で、私が二人を連れて公園に行ったり。
響き渡る、子どもたちの笑い声。
笑ってることが面白くなって、何が無くても笑い続けている。
あのトランポリン姿は、本当にキラキラでした。
2020/2/09 2人の妊婦
ソフィアちゃんが我が家に遊びにきました。
彼女は娘のクローゼットを見て、「これ着たい!」と言うのが好きでした。
ヒラヒラがついているワンピースを2人で着て、ボールをお腹に入れ込み、「妊婦ごっこ」。
ワンピースと言ってもTシャツ生地なので伸びるのです。
We’re Moms!!!
と歩き回り。
立ち止まっては、お互いの姿を見て笑い。
また歩きだしても、やっぱり笑いがこみあげてくる。
あぁ、それだけで幸せな2人。
実はこの頃には、ソフィアちゃん一家は1年後くらいには引っ越しする可能性があると聞いていました。私は、この2人がホントに一緒に妊婦になれたらいいのになどと、おバカな妄想をしてしまうのでした。
2020/02/10 あなたの後ろ姿
ソフィアちゃんのお母さんが、2人を遊びに連れて行ってくれることになりました。
娘は大興奮。
母も大興奮。
お弁当に水筒、お手拭き、万が一の着替えをリュックにつめてみると、意外とずっしりと重くなりました。
それを背中にしょわせて後ろ姿を見たとき。
じーーーーーーーん。
大きくなったなぁ。
小さい背中に重たいリュックをしょって、親なしのお出かけに颯爽と向かう後ろ姿が、とても頼もしく見えました。
ソフィアちゃんは娘の姿を見て、イチから自分の洋服を選び直したそうです。娘はストライプ柄のTシャツに灰色のズボン、頭にはハンバーガーショップでもらった紙の冠、消しゴムがついているえんぴつを「魔法の杖」ということにして手にもっていました。
ソフィアちゃんは、ストライプ柄のトップスを探し出し、灰色のズボンにして、おもちゃの冠と魔法の杖も探してきて、リュックを背負って、完全ペアルックを達成させました。
無論、電車は一本遅らせたそうです。
娘と同じく、前日から緊張と興奮を感じていた私でしたが、送り出してしばらくすると。
・・・解放感!
実家が近所ってこんな感覚?!
ソフィアちゃんのお母さんに対する絶大の信頼感と、娘が友だちと最高の時間を過ごせるという確信で、手放しの解放感。
最高でした。
2020/02/14 ハネムーン期終了
このお二人、最初の頃は、それはまぁ楽しく優しく平和に遊んでいました。
が、それは「ハネムーン期」だったようで、しばらくすると、本当の姉妹のようにケンカしたり、わがままを言って、もめだしました。ハネムーン期は、「見てるだけでいいなんて♪」と楽をしていたのですが、この時期はゲッソリでした。
でもやっぱり、友だちと遊ぶというのは良いことだと、振り返ると思います。
お互いの「弱いところ」を隠せないんですよね。大人は、つい自然とそれを包んで遊びますが、子ども同士は通用しません。
娘の弱いところは、「1番への固執」。
ソフィアちゃんの弱いところは、「メイ(娘)と同じじゃないとイヤ」。
ソフィアちゃんにはそんなつもりがないのに、彼女がちょっと走りだしてどこかに行くと、娘はズルイと言わんばかりにレースを始めます。いやいや、別に競争じゃなくて・・・と言うのですが、”I want to win!”と泣く。
ソフィアちゃんは、「娘が手にしたもの」が欲しくなっちゃう。同じじゃないとヤダ、と泣いちゃう。
1人を見るよりも2人一緒に見る方が楽ちんだったはずが、この時期は、1人をなだめたら、次はこっち、やっとなだめたらまた戻るという。
疲労度高し。
でもここで、あきらめなくて良かった!
少~しずつ、お互いの地雷を学んでいく姿を見られるようになりました。
ソフィアちゃんにとっては意味が分からないタイミングで泣いている娘に、ソフィアちゃんはそれは優しく声をかけてくれます。
何でも欲しがるソフィアちゃんに、娘はあまりこだわらずに譲ったり、どうにか順番を交渉しようと頑張ります。
何度か、涙涙のすったもんだのプレイデートを繰り返した後には、再び楽しく遊んでくれるようになりました。
いやはや、子どもも大人も、頑張った・・・。
2020/02/?? プール
ソフィアちゃんは泳ぐのが得意でした。運動全般が得意な子で、その分動きが大胆です。プールに行くと、腕に巻く浮き輪をつけてはいるものの、大人が補助しなくても自由に動き回ります。ジャンプして頭が沈んでもへっちゃらでした。
娘は慎重~な子です。大きい浮き輪なら自分で浮いていますが、そうでなければ大人の手をつかんでいるか、プールの縁から離れません。楽しんではいるものの、大胆な動きはしないです。
プールで2人で遊ぶことで、娘がソフィアちゃんから影響を受けてくれるといいなと思っていました。
そうは問屋がおろさない。
親の思惑通りにはいかないのが子育て。
娘はソフィアちゃんの姿に影響を受けず。
ソフィアちゃんが娘の真似をするという。
つまり、大人1人に対し、2人が常にくっついている。
一緒にジャンプとか揺らしてほしかったり、抱っこで移動してほしかったり。
ソフィアちゃんのお父さん・お母さんのどちらかはプールで一緒なのですが、私の娘がまだ、水の中では私が良かったようでペッタリなんですね。そうすると、「メイと一緒」にこだわるソフィアちゃんも私担当になります。笑。
・・・ソフィアちゃん、アナタ泳げますから!
と思いつつ、コロコロと笑う2人を引っ張って、誰よりも疲れちゃう母でした。
2020/02/?? 2人の解決
ちょっと揉め出したりすると、やることを変えようと2人まとめてお風呂で遊ばせていました。
景色ややることを変えると、もめてたことを忘れてくれることが割と多くて。
2人が座った状態でオヘソ下くらいまでぬるま湯をはり、一緒に入れると仲良く遊んでくれます。
ところがある日、そうなったのも束の間、お風呂用のおもちゃを巡り、再び揉め始めました。
娘が触ったものは、どうしても欲しくなっちゃうソフィアちゃん。
「1番」のお気に入りだけは、譲りたくない娘。
・・・。
そもそも風呂に来た目的・・・。
2人で納得した結果は、娘は1番お気に入りのピンクのスーパーボールは死守。その他はすべてソフィアちゃんに譲るという感じでした。
大人の感覚では、娘、一個でいいんすか?と思いましたが、2人ともとてもハッピーな様子。
そして、ハッピーになれば事はスムーズ。
割とあっという間に、その協定を忘れ、遊びも変わり、自然とシェアしながら仲良く遊んでいました。
お風呂が終わると、「メイと同じがいい」ソフィアちゃんは、娘と同じ形のワンピースをリクエスト。パンツも娘のものをはいていました。
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